ダイエットをすると必ずと言っていいほどリバウンドしてしまうと言う人は意外に多いようです。
スリムになるために考えうる限りの努力をしてダイエットをしても、リバウンドで元の木阿弥になってしまうのは、どういう理由でしょう。
急激なダイエットは人の体にあるホメオスタシスという機能に作用し、リバウンドを誘発することになります。
いきなりの温度変化があっても、食事がとれなくなっても、人の体は変わらない状態であり続けようとします。
もしも、食料供給が途絶えた場所で暮らすことになって、少量の果物と水だけで数日過ごさなければならなくなった場合というものを考えます。
食事の補給ができる機会を最大限に使うため、消費カロリーをできるだけ減らします。
さらに体を動かしても、あまりエネルギーが消費されないようにして、体力を温存する機能も働きます。
何らかの事情で食糧補給ができなくなったとしても、体は生きていようとするのです。
人によっては、ダイエットを目的に食事を少なくしたりします。
急にカロリーが摂取できなくなったり、食事が減ったことで体に問題が起きないようにするのが、体が持っている機能です。
リバウンドは、人か生きていくために身につけた能力といえます。
どんな条件で人の体はホメオスタシスが起きるのかを把握してから、リバウンドを引き起こさないようなダイエットをすることが、体重を減らすためには大事です。
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